2013年2月12日火曜日

どうぶつしょうぎカップの棋譜の傾向

前回の記事 で、 どうぶつしょうぎカップの棋譜を取り込んだので、その傾向を見てみよう。

全21局中、▲B2ひよこ:12局、▲C3きりん:7局、▲C3ライオン:2局 だった。
やはり、▲C3ライオンはいまいちか。

全勝優勝の中田プロは先手局では、
▲B2ひよこ:2局、▲C3きりん:2局。
中田プロに負けた以外は全勝の武田アマは
先手局 2局とも▲B2ひよこ。



「初手▲B2ひよこ」のその後の流れを見てみる。
12局すべてが、△同ぞう▲B3ぞう と先手一手損ぴよ替り型に進んでいる。
次は、11局が△A2きりん、1局のみ△C2ひよこ打。

対する先手は ▲C3きりん とこちらもきりんが出るのが主流(7局)。
出てきた後手のきりんを ▲同ぞう と取るのは4局。
以下△同ライオン、▲B3きりん打 と続く。

一方、▲C3きりん に対しては△A3きりん ときりんがさらに出る手が主流(4局)。
先手が▲C2きりん と追従すると △B3きりん ▲同ライオン △A2ぞう で
先手キリン損で敗勢になってしまう。
そこで△A3きりんに対しては ▲C2ぞう で王手、△A2ライオン と続く(右図)。
その後▲B3きりん とぶつけたり、A4やB3にひよこを打つなどで戦いが始まる展開になる。



次に初手▲C3キリンの流れを見てみる。
全7局中6局までが △A2キリン ▲B2ひよこ △同ぞう ▲B3ぞう と進む。
結局、「初手▲B2ひよこ」から 先手一手損ぴよ替り型 へ進み双方キリンが出た状況に合流している。

結局初手を ▲B2ひよこ にしても ▲C3キリン にしてもこの形になるのが主流のようだ(右図)。
全21局中13局がこの形になっている。




以下に全局の9手目までの枝分かれの様子を示しておく。
棋譜の見方は前回の記事を参照。

黄色くなっているところは、中田プロ対武田アマの頂上対決の棋譜。
先手中田プロは 先手一手損ぴよ替わり型からの △A2きりん で ▲同ぞう を選択している。
別の一局で同局面になった時は ▲C3きりん と応じているのでこの時点でどちらかが得というわけではなさそうだ。


▲1△2▲3△4▲5△6▲7△8▲9
b2p(12)b2zb3za2k(11)c3k(7)a3k(4)c2za2lb3k(2)
a4pt(1)
b3pt(1)
a1l(1)
a3z(1)
c3z(1)
a2z(4)a2lb3ktc2zt(3)a3pt(2)
c3kr(1)
a3pt(1)
c2pt (1)
c3k(7)a2kb2p(6)b2zb3zc3z(3)c3lb2k(1)
b2kt(1)
b2pt(1)
a3k(2)a4pt(1)
c2z(1)
a3z(1)
c4k(1)
c3l (2)a2k (1)
b3p (1)




やっと Android 版 秘密の森クリアした・・・



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